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「姉ちゃんこんなんで飛ぶと思ってんの?」
「飛ばなくてもいいんだよ、こんなもん」
姉の作った姐曰く紙飛行機は僕が今まで見てきた紙飛行機とは一線を画していた。
多分こいつを飛ばしたところでどこにもとばない。多分後ろにもいかない。まっさかさまに落ちるだけだろう。


だって紙飛行機というより棒に小さい羽が生えたような代物だ。
多分紙飛行機を折ったのではなく適当に折った物を紙飛行機を言い張っているだけだろう。
姉はそのまま紙飛行機を窓の外に飛ばした、というよりブン投げた。
そのまま紙飛行機は意外なことに風に乗り、家の裏の河川敷に向かって飛んでった。


オイオイどうするんだアレ。僕は知っている。
あの紙飛行機――三者面談の案内を姉は明後日に出さなきゃいけないということを。
今日も父さんも母さんも帰ってくるのは夜の12時を回るだろう。
僕らはとっくに布団の中だ。姉は紙飛行機を見届けた後そのまま机に突っ伏した。
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2010.07.14 Wed l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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